直前まで行く予定は無かったのですが、会場限定販売のシングルと小出さんの武道館の告知メッセージを見て久々に観に行きたくなりました。
「かつてBase Ball Bearと共に青春を過ごしたみなさん。その青春の先に何があるのか、見てみたくはありません。」
俺の事だ、そう思いました。
自分の青春の象徴と言えば真っ先にチャットモンチーが思い浮かびますが、ベボベだって間違いなくそうです。
むしろ大人になってもよく聴き続けていたのはベボベの方ですから。
開演前から小出さんのセレクトした曲が会場に流れていて、早速懐かしい気持ちに浸っていました。
ベボベと縁のある曲であればショコラの「ベースボールとエルビス・プレスリー」。
(Base Ball Bearのバンド名の由来となった曲)
あるいはベボベと縁のあるバンドの曲、チャットモンチー・アジカン・ピロウズ・赤い公園などなど。
これでシュノーケルも流れてたら最高でしたね。
そして久々に会場で聴く登場SEであるXTCの「Making Plans For Nigel」!
数いるアーティストの登場SEの中では、これが登場に一番似合っていて格好いいと思っています。
そして1曲目は事前に予想していた通りの「17才」からスタート。
そのまま最新アルバムのリード曲である「DIARY KEY」になだれ込みます。
この流れで自分は完全に感極まっていました。
懐かしさと嬉しさと愛しさと。
久々にベボベを観て思わず感動してしまいました。
その後もすごく良いライブでしたが、個人的にハイライトを挙げるとすれば「GIRL FRIEND」です。
元々大好きな曲でしたが照明等の演出も相まって、特に最高でした。
この曲に関しては4人時代よりも好きだと思うくらい良かった。
他に良かったのは『「それって、for誰?」part.1』。
はっきりライブで観た記憶があるのは2015年の夏フェス以来でしたが、これは観ていてメチャクチャ楽しかったですね。
あとはアンコールでやった「夕方ジェネレーション」。
やっぱりインディーズ時代の曲は個人的にテンション上がりますが、「夕方ジェネレーション」はその中でも特別な感じがしますね。
楽しいのは勿論ですけど、感慨深いライブでもありました。
自分は武道館ライブのpart.1もpart.2も観に行っていますが、武道館ライブだけで比較すれば今回のライブが断トツで一番良かった。
またベボベのこと、色々と追っかけてみたくなりました。
終演後はこれまたベボベに縁のあるオアシスの「Stand By ME」が会場のSEで流れていて最高でした。
確か4人で初めて合わせた曲だったかな?昔、浦安公演のアンコールでやってたな~。
ついつい口ずさみながら退場しました。
ちなみにですが、会場には仕事終わりと思われるスーツ姿の人も結構居て親近感が湧きました。
自分は限定シングルが絶対欲しかったので会社休んで行きましたけど、終演後も限定シングル売ってたので休み取らなくても良かったかもな~。
以前はベボベのライブは本当によく行ってました。
それこそ地方の遠征にも行っていました。
メディアも逐一チェックしていました。
そんな大好きだったベボベのライブに久々に参加して、感慨深いものがありました。
今回のライブで自分が年をとったことを実感もしましたが、ただノスタルジックな気持ちになっただけでなく、心の底からライブを楽しめたということが自分の中で大きな意味を持つ気がしています。
音楽メインのブログではないので、内容を細かくは書いてませんがDVDが出たら買ってまた記事にしたい気持ちはあります。
最後に無理矢理ベボベとミステリーとを関連付けるとすれば、「十字架You and I」という曲の中で「首縊り坂の病院の白い部屋」という歌詞が登場します。
自分はまだ読んでいませんが、これって・・・。