アガサ次郎の推理日記

推理小説好き(初心者)です。主に読んだ本の感想を書き込んでいきます。

2022年個人的年間ベスト(番外編)

明けましておめでとうございます。

今年もマイペースにしか出来ませんがコツコツとミステリーの世界を広げていきたいと思います。

よろしくお願い致します。

 

去年もやりましたけど、年末にやった個人的年間ベストで紹介出来なかった作品の中から印象的な物を取り上げて紹介していきたいと思います。

 

・『魔眼の匣の殺人』  /  今村昌弘

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実は5位で迷っていたのはこの作品。

読了直後の感想から、日が経つと何故か強烈な印象を覚えてしまう本作。

確かに前作の方が面白いとは思っていますが、インパクトだけなら本作も負けていないと思いますね。

 

 

 

・『無実はさいなむ』 /  アガサ・クリスティ

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昨年はクリスティの作品が全然読めなかったな~。

今年は未読のトミーとタペンスシリーズに手をつけたいところ。

今年読んだクリスティの作品は本作の他に『蒼ざめた馬』と『終わりなき夜に生まれつく』の2冊だけ。

その中だったら『無実はさいなむ』が一番好きでした。

個人的には意外性のある犯人でしたので忘れられないですね。

・・・まぁインパクトだけで言えば『終わりなき夜に生まれつく』も凄いですけどね。

 

 

 

・『アメリカ銃の謎』  /  エラリー・クイーン

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今年は『ニッポン樫鳥の謎』まで含めた「国名シリーズ」をようやく読破出来ました。

その「国名シリーズ」を取り上げて一つ記事を書きたいと思ってはいますが・・・。

今年読んだ「国名シリーズ」はこの『アメリカ銃の謎』~『ニッポン樫鳥の謎』までです。

『中途の家』は個人的年間ベストの4位に取り上げましたが、その他で自分が好きだったのは『アメリカ銃の謎』ですね。

自分、実はこの作品結構気に入っています。

もう一回くらい読みたいな~。

ちなみに創元推理文庫で新装版として出ているのは本作までです。

 

 

 

・『キンモクセイ』  /  今野敏

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職場の人に借りた本の中では断トツで『第三の時効』が面白かった訳ですが、こちらの作品も面白かった印象が消えません。

読み易かったのもあり、これももう一回くらい読みたいな~。

 

 

 

・『ブルックリンの死』  /  アリッサ・コール

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サタデーナイトフィーバーに端を発して読んだ本作。

これも結構好きな作品ですね。

差別や貧困等のテーマも絡めつつ、主人公の住んでいる地域で何かヤバイことが起こっている・・・。

後半にはSFアクション物のような展開が起こり、でも読後感は良いです。

 

 

 

・『理由』  /  宮部みゆき

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宮部みゆきの作品は沢山読みたいと思う反面、長くて後回しにしてしまう作品が多い自分です。

そんな中でも本作は1冊で完結しますので丁度良いです。

ドキュメンタリータッチで描かれる本作ですが、中盤過ぎまでは物凄く面白かったのを覚えています。

それ以降が個人的にはどうも・・・。

恐らくとある登場人物の行動に納得がいかなかった、という理由が強い気がします。

でも面白かったよ。

 

 

 

・『ネクスト・ギグ』  /  鵜林伸也

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これについては大反省です。

音楽編を書こうと思って途中まで書いたにも関わらず、完成していません。

これについてはきちんとリベンジさせて下さい。

その為にも再読必須です。

あ、この作品は中身もちゃんと面白かったですよ。

特に日本のロックシーンが好きな方にはお勧めです。

 

 

 

・『探偵は教室にいない』  /  川澄浩平

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この作品も好きですね。

謎解き自体は大したことないですけど、キャラ物の小説と言ったら怒られるか、でも自分はそんなところが大好きです。

続編よりも最初の作品の方が好きです。

 

 

 

・『シャーロック・ホームズの冒険』  /  アーサー・コナン・ドイル

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最後はこれですね。

昨年はホームズの長編も3作読みましたけど、やっぱり短編の方が面白い。

これぞ世界のホームズが味わえる最高の1冊でした。

 

 

 

以上で終了です。

自分はついつい読みたい本がコロコロ変わって、酷い時はお目当ての本を買わずに全く別の本を何冊も買って帰ることもあります。

それが良い部分もあるのですが、今年はもう少し計画的に読書を進行していきたいです。

年末年始にも有意義な読書が出来ましたので、計画的かつ無計画にをバランスよく進めて行く心積もりでございます。

 

 

年始一発目は久々に「あいつら」に会いたくなりました。

それはまた次回に。