アガサ次郎の推理日記

推理小説好き(初心者)です。主に読んだ本の感想を書き込んでいきます。

星を継ぐもの / ジェイムズ・P・ホーガン

 

昨年中に読了出来る予定が越年してしまった作品です。

 

推理小説、という括りになるのかは分かりませんがSFミステリーということになるのでしょうか。

しかし、ワクワクさせてくれるという点では一級のミステリーと遜色ない、前評判通りの名作でした。

 

科学に化学、物理学、生物学、宇宙科学、地質学、言語学・・・etc

正直理解出来ないところも多々ありました。

それでも理解を超越した浪漫がありました。

 

言ってしまえば、自分にとってはそれが全てだったので、正直もう書くことがありません。

とてつもない時間を隔てた過去と未来を経て必死に繋いだ者とそれを解明して受け取った者。

それだけで胸熱ですし、全ての謎が解明される訳でもないところも好きです。

ちょっとばかりの恐怖も良いスパイスになっています。

 

あんまり語れることはないですけど、SF作品としては好きな作品でした。

物語としてもう少し面白ければ良かったかな。

あと自分くらい知識が無い方が楽しめる作品かもしれません。

 

 

 

『星を継ぐもの』

★★★(★)☆ / (3.5点)