2021-01-01から1年間の記事一覧
栄えある?第1位の発表です。 前置きなしで、第1位はこちら! ・『魍魎の匣』 / 京極夏彦 文庫版 魍魎の匣 (講談社文庫) 作者:京極 夏彦 講談社 Amazon この作品も『チムニーズ館の秘密』同様に当ブログでは記事にしていない作品になります。 昨日紹介した…
今年も今日・明日で終わりとなりました。 あんまり年の瀬という実感がない、今日この頃です。 それでは個人的年間ベスト第2位の紹介です。 ・第2位『双頭の悪魔』 / 有栖川有栖 双頭の悪魔 江神シリーズ (創元推理文庫) 作者:有栖川 有栖 東京創元社 Amazo…
個人的年間ベスト第3位です。 ・第3位『獄門島』 / 横溝正史 獄門島 (角川文庫) 作者:横溝 正史 KADOKAWA Amazon これはちょっと謝らないといけないのかも知れません。 というのも、当ブログで紹介した本の中で最高評価を付けた作品は同じ金田一耕助シリー…
昨日に続いて第4位です。 第4位まではちょっと悩みました。 4位・5位・6位の並びは特に難しいですね・・・。 ということで、第4位はこちら! ・第4位『ギリシャ棺の謎』 / エラリー・クイーン ギリシャ棺の謎【新訳版】 (創元推理文庫) 作者:エラリー…
色々と考えてみたんですが、やっぱり個人的年間ベストは推理小説のみを対象とすることにしました。 ランクインするとしても、『フェルマーの最終定理』くらいのものですので・・・。 ということで残り5日間で1位まで発表できるようにしたいと思います。 い…
今年も自分としては読書を出来た方だと思っています。 せっかくなので、今年自分が読んだ本の中でという条件で個人的年間ベストを作ってみようと思います。 昔はこういうのを本ではなくCDのアルバム単位と曲単位でやってたんですよね~。 最近じゃ音楽への興…
検事の本懐 「佐方貞人」シリーズ (角川文庫) 作者:柚月裕子 KADOKAWA Amazon 『慈雨』を貸してくれた会社の人から借りた本です。 ですが、これってシリーズ物の2作目だったみたいですね。 「佐方貞人」シリーズということで、1作目は『最後の証人』という…
女王蜂 (角川文庫) 作者:横溝 正史 KADOKAWA Amazon 金田一耕助シリーズです。 前作の『犬神家の一族』同様に絶世の美女が物語の中心となっています。 こう度々にこれ以上ない美女を想像してくれ、と言われてもまぁ困りますよね。 それよりは控えめな美人と…
九マイルは遠すぎる (ハヤカワ・ミステリ文庫 19-2) 作者:ハリイ・ケメルマン 早川書房 Amazon 古典ミステリーの名作で、短編と言えば必ず名前を見るといって良いほどの作品で以前から興味はありました。 オールタイムベストにもよく名を連ねている作品です…
刺青殺人事件 新装版 (光文社文庫) 作者:高木 彬光 光文社 Amazon 読み終わるまでタイトルを「いれずみさつじんじけん」と読むものと思っていました。 「しせいさつじんじけん」なんですね。 ずっと勘違いしてました。 実はこの本、手に入れるのに時間がかか…
www.youtube.com ドラマ版を全く観てなかったんですけど、予告が面白そうだったので観に行ってみました。 ドラマ版は観てなかったですが、周りの人から面白いというのは聞いていました。 その流れでドラマ版の犯人が誰かというのも知っていました。 逆に言う…
www.youtube.com www.youtube.com ギリギリ公開終了前に観ることが出来ました。 といっても、ダニエル・クレイグになってからの作品は全部観てますが、映画館で鑑賞したのは前作の「スペクター」と今作だけです。 素人ながらの観終わって率直な感想を言えば…
小説 金田一少年の事件簿(3) 電脳山荘殺人事件 (講談社漫画文庫) 作者:天樹征丸,さとうふみや 講談社 Amazon 電子書籍で読みました。 ずっと以前から読みたいと思っていた一冊です。 今年の冬に、特に寒くなってから読もうと決めていたのでこのタイミングで…
エジプト十字架の謎【新訳版】 (創元推理文庫) 作者:エラリー・クイーン 東京創元社 Amazon 実は本格的に推理小説にハマる前から知っていた作品です。 自分が小学生か中学生の頃で、シャーロック・ホームズや赤川次郎さんは何冊か読んでいるくらいの時期でし…
medium 霊媒探偵城塚翡翠 (講談社文庫) 作者:相沢沙呼 講談社 Amazon 数々のミステリー賞を受賞し、5冠を獲得した作品です。 文庫化されたら読みたいなと思ってましたので、店頭に並んでいたのを見つけて迷わず買いました。 5冠ということで、どうし…
www.youtube.com 自分は本でもあるんですけど、そんなに面白いと思えなくてもやたらとインパクトが強くて忘れられない作品ってないですか? そんな作品でした。 途中までは「思ってたよりつまんないなー」と思ってました。 期待値が高すぎたかな、失敗したか…
www.youtube.com 『マスカレード・ホテル』の続編にあたる作品です。 原作は前作、今作ともに未読です。 忙しくてなかなか観るタイミングがありませんでした。 このまま公開終了になるかな~とも思ってましたが、流石は木村拓哉さん主演ですね。 ロングラン…
亜愛一郎の狼狽 作者:泡坂 妻夫 東京創元社 Amazon 和製推理小説の古典物としていずれ読まなければと思っていた中の一冊です。 短編集で全部で8話収録されております。 特に注目していたのは最初に収録されている「DL2号機事件」でした。 購入するまですっ…
慈雨 (集英社文庫) 作者:柚月裕子 集英社 Amazon 今年の8月に神保町の三省堂本店にて入口付近に何の括りだったか忘れましたが、沢山の様々な文庫本が積まれているのが目につきました。 実はその時に気になって一度手に取った本がこの『慈雨』でした。 ただ…
アンマーとぼくら (講談社文庫) 作者:有川 ひろ 講談社 Amazon 読書再開後に紹介する本がいきなり推理小説でないのはどうかと思いますが、疲れた心を癒してくれるような本が読みたい気分だったので、この本を再読しました。 この本に出合ったのは1年とちょ…
一番好きな音楽は何ですか? と聞かれたら「GARNET CROWです。」、 と答えても良いくらい好きなGARNET CROWです。 そんなGARNET CROWの中でも5本の指に入る程好きな曲が「まぼろし」です。 既にこの動画のサムネイルが好き過ぎます。 3か月連続リリースさ…
曲紹介でお茶を濁すどころか、多忙で休む間もないほどの秋となってしまいました。 激務もようやく落ち着きそうなので、読書を再開していきたいと思っています。 そんなこんなで、とりあえず秋の曲紹介の続き。 秋ももうじき終わりそうですけどね。 youtu.be …
久々に仕事がすごく忙しくなってきて、本を読む時間が全くないので暫くは曲紹介でお茶を濁すことにします。 まだ暑いながらもすっかり秋の空気になっているように感じる今日この頃。 「秋」の空気を感じて最初に思い出す曲と言えば、自分はやっぱりコレ。 yo…
13階段 (講談社文庫) 作者:高野 和明 講談社 Amazon 死刑制度や冤罪、罪を背負った者、それを更生させる立場の者、それが絡み合った物語です。 具体的には記憶喪失により事件当時の記憶がないが、冤罪の疑いがあるにも関わらず死刑が執行されようとしている…
金田一耕助ファイル5 犬神家の一族 (角川文庫) 作者:横溝 正史 KADOKAWA Amazon 以前にもこのブログに書きましたが、幸運な事に(と自分は思っています)自分は金田一耕助シリーズの映像作品を一つも観たことがありません。 それでも逆さまで足を天に伸ばし…
検察側の証人 (クリスティー文庫) 作者:アガサ・クリスティー,加藤 恭平 早川書房 Amazon クリスティの戯曲を読むのは恐らく『ブラック・コーヒー』以来の2冊目だと思います。 『ブラック・コーヒー』も面白かったですが、『検察側の証人』も面白い作品でし…
ギリシャ棺の謎【新訳版】 (創元推理文庫) 作者:エラリー・クイーン 東京創元社 Amazon 国名シリーズの中でも名作と聞いていた本作ですが、事前に聞いた評判通り名作だと思いました。 夢中になれるワクワク感とアッと驚くような意外な展開が味わいたくて推理…
黒死館殺人事件 (まんがで読破) 作者:小栗 虫太郎 イースト・プレス Amazon 以前当ブログでも記事にしました『黒死館殺人事件』の漫画版になります。 ※過去記事はこちら。 wakuwaku-mystery.hatenablog.com 先日、日本三大奇書を三冊とも読破したわけですが…
孤島の鬼 作者:江戸川 乱歩 東京創元社 Amazon 江戸川乱歩の作品の中でも最高傑作の声が上がっていたので、いつかは読みたかった一冊です。 江戸川乱歩の中でもここまでの長編を読むのは恐らく初めてだったと思いますが、確かに面白かったです。 前半と後半…
オランダ靴の謎【新訳版】 (創元推理文庫) 作者:エラリー・クイーン 東京創元社 Amazon 国名シリーズの3作目です。 あとがきの法月綸太郎氏の解説によれば、作家エラリー・クイーンとしてのアマチュア時代最後の作品らしいです。 前作の『フランス白粉の謎…