アガサ次郎の推理日記

推理小説好き(初心者)です。主に読んだ本の感想を書き込んでいきます。

2022-05-01から1ヶ月間の記事一覧

『ルビンの壺が割れた』 / 宿野かほる

ルビンの壺が割れた(新潮文庫) 作者:宿野かほる 新潮社 Amazon この作品、いつかのアメトークでの「本屋で読書芸人」で紹介されていて覚えていました。 同じ回で塩野武士さんの『罪の声』が紹介されており、それが一番興味があった作品でした。 (ちなみに…

『ブルックリンの死』 / アリッサ・コール

ブルックリンの死 (ハヤカワ・ミステリ文庫) 作者:アリッサ コール 早川書房 Amazon この本を読むきっかけになったのは『サタデーナイトフィーバー』でした。 以前『サタデーナイトフィーバー』を観た際に感想を書きましたが、その後に色々と映画について感…

『蒼ざめた馬』 / アガサ・クリスティ

蒼ざめた馬 (クリスティー文庫) 作者:アガサ・クリスティー,高橋 恭美子 早川書房 Amazon 何だかんだで今年まだ2冊目のクリスティです。 クリスティの本は非常に読み易いので、もす少しハイペースで読みたいとは思っているのですが・・・。 読む前は知らな…

『長い別れ』 / レイモンド・チャンドラー

長い別れ (創元推理文庫) 作者:レイモンド・チャンドラー 東京創元社 Amazon 読了してから少し間が空いてしまったので、記憶違いがあるかも知れません。 前回の記事て『ラバー・ソウル』をハードボイルド物だと勘違いして読み始めたと書きましたが、それもあ…

『ラバー・ソウル』 / 井上夢人

ラバー・ソウル (講談社文庫) 作者:井上夢人 講談社 Amazon 読む直前まで岡嶋二人の片割れだと気づいてませんでした。 そんな感じですので、井上夢人さんの作品は初めてになります。 作者が大好きなビートルズのアルバム『ラバーソウル』が大元になっている…

『黒いトランク』 / 鮎川哲也

黒いトランク (創元推理文庫) 作者:鮎川 哲也 東京創元社 Amazon 昨年のゴールデンウィークにクロフツの『樽』を読んだので、今年のゴールデンウィークは『黒いトランク』を読もうと少し前から決めていました。 古典物だから、もしかしたら退屈かもな…なんて…