アガサ次郎の推理日記

推理小説好き(初心者)です。主に読んだ本の感想を書き込んでいきます。

2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧

どこよりも遠くにいる君へ / 阿部暁子

どこよりも遠い場所にいる君へ (集英社オレンジ文庫)作者:阿部 暁子集英社Amazon推理小説ではありません。夏になると夏っぽい小説が読みたくなります。 今回は、時間が無いときに本屋に行って選んだため、表紙だけで選んで買ってしまいました。 ジャケ買いで…

乗客ナンバー23の消失 / セバスチャン・フィツェック

乗客ナンバー23の消失 (文春文庫)作者:セバスチャン・フィツェック文藝春秋Amazonこれは大分前に衝動買いした一冊です。 帯に書いてある宮部みゆきさんの推薦文と、豪華客船を舞台としたスリラー物ということで興味を惹かれ、購入しました。事前に思い込んで…

ゼロ時間へ / アガサ・クリスティ

ゼロ時間へ (クリスティー文庫) 作者:アガサ・クリスティー,三川 基好 早川書房 Amazon この『ゼロ時間へ』を読むためにバトル警視ものを全て読もうと決めて、『チムニーズ館の秘密』、『七つの時計』、『殺人は容易だ』と読んできました。 (『ひらいたトラ…

月と六ペンス / サマセット・モーム

月と六ペンス (新潮文庫) 作者:サマセット モーム 新潮社 Amazon 推理小説ではありません。 でも、読むきっかけになったのは推理小説です。 このブログでも紹介したアガサ・クリスティの『五匹の豚』という作品の中で『月と六ペンス』の話が一瞬だけですが…

ローマ帽子の謎 / エラリー・クイーン

ローマ帽子の謎【新訳版】 (創元推理文庫) 作者:エラリー・クイーン 東京創元社 Amazon エラリー・クイーンの作品はバーナビー・ロス名義で出した悲劇四部作しかまだ読んだことがありませんでした。 いずれは国名シリーズも絶対読むとは決めていましたが、こ…

獄門島 / 横溝正史

金田一耕助ファイル3 獄門島 (角川文庫) 作者:横溝 正史 KADOKAWA Amazon ファイル3ですが、自分は刊行順に読んでるので『本陣殺人事件』に続いての2冊目の金田一耕助シリーズとなります。 この『獄門島』はずっと読みたいと思っていた1冊でした。 金田…

御手洗潔のダンス / 島田荘司

御手洗潔のダンス (講談社文庫) 作者:島田荘司 講談社 Amazon 御手洗潔シリーズの5作目です。 短編集はシリーズ2作目ですね。 前の短編集である『御手洗潔の挨拶』がすごく好きだったので、今作もかなり期待していました。 というか、御手洗潔シリーズは全…

電波的な彼女 / 片山憲太郎 (再読)

電波的な彼女 (集英社スーパーダッシュ文庫) 作者:片山憲太郎 集英社 Amazon 所謂ライトノベルと言われる作品です。 なので、本格ミステリーとは言えませんが広義の意味では十分ミステリー小説と言えると個人的には思います。 あなたが一番好きな本は何か?…