アガサ次郎の推理日記

推理小説好き(初心者)です。主に読んだ本の感想を書き込んでいきます。

2022-12-01から1ヶ月間の記事一覧

2022年個人的年間ベスト(第1位)

第1位:『白夜行』 / 東野圭吾 wakuwaku-mystery.hatenablog.com まぁやっぱりコレになりますよね。 だって圧倒的ですもん。 単純な物語としての面白さだけでなく、心揺さぶられるドラマと人間関係、物語の終わり方と読者が想像する終わりの先。 個人的には…

2022年個人的年間ベスト(第2位)

wakuwaku-mystery.hatenablog.com 第2位:『第三の時効』 / 横山秀夫 1位を別としたら、この『第三の時効』が一番面白さが自分の中でずっと残っています。 推理小説らしい特別なトリックを楽しむという作品ではないのですが、とにかく濃密なドラマとある種…

2022年個人的年間ベスト(第3位)

wakuwaku-mystery.hatenablog.com 第3位:『黒いトランク』 / 鮎川哲也 和製本格ミステリーで言えば、本作が一番面白かったです。 当時の情景も、物語としての面白さも、複雑なトリックも、全てが面白かった。 さりげないヒントも後になって読み返してみる…

2022年個人的年間ベスト(第4位)

ここからは意外と悩まなかったです。 でも実はそれが結構悲しい・・・。 本当はもっと悩むくらい面白い作品をもっともっと読みたいんですよね~。 そんな話は置いておいて・・・。 第4位:『中途の家』 / エラリー・クイーン wakuwaku-mystery.hatenablog.c…

2022年個人的年間ベスト(第5位)

第5位は二者択一で悩んだのですが、やっぱりこれで。 第5位:『悪魔が来りて笛を吹く』 / 横溝正史 wakuwaku-mystery.hatenablog.com 振りかって見ると、今年は金田一耕助シリーズは全然読んでないですね。 たった3冊だけかぁ。 来年はもっと読みたいな。…

2022年個人的年間ベスト(準備編)

今年は昨年と違って、もう少し本を読みたかったな~と思い残しがある年となってしまいました。 それでも自分にしてはそれなりには読めたとも思っているので、今年も昨年やった「個人的年間ベスト」をやろうと思っていますが・・・正直現時点で何も考えていま…

『ノッキンオン・ロックドドア』 / 青崎有吾

ノッキンオン・ロックドドア (徳間文庫) 作者:青崎有吾 徳間書店 Amazon 正直この作品を手に取った経緯をよく覚えていません。 このシリーズの2作目が出た頃に買ったのは確かだと思うのですが、でも平積みされてたような記憶も無いんですよね。 ただ、目次…

『ニッポン樫鳥の謎』 / エラリー・クイーン

ニッポン樫鳥の謎 (創元推理文庫 104-14) 作者:エラリー・クイーン 東京創元社 Amazon 一月ほど前に『中途の家』を読破した際に、次の作品が中古でないと手に入らないのでどうしようかと書いておりました。 wakuwaku-mystery.hatenablog.com それで電子書籍…

『空飛ぶ馬』 / 北村薫

空飛ぶ馬 (創元推理文庫―現代日本推理小説叢書) 作者:北村 薫 東京創元社 Amazon 帯に宮部みゆきのコメントが載っていたり、数多くの小説家の方々からの絶賛のコメントは自分も知っていました。 また東西ミステリーベスト100の日本編にも上位にランクイン…

『桐島、部活やめるってよ』 / 朝井リョウ

桐島、部活やめるってよ (集英社文庫) 作者:朝井リョウ 集英社 Amazon 久々の読書記事も推理小説でなく申し訳ないですが、ここは読了順に行きたいと思います。 この『桐島、部活やめるってよ』ですが、自分は映画しか観たことなかったんですね。 それも公開…

『ビー・ジーズ 栄光の軌跡』

www.youtube.com 年末で忙しいのは事実ですが、読書出来ない程ではありません。 読書は続けています。 つまり、更新が滞ったのはただのサボり癖です。 ということで本当は読了した本の記事を上げるつもりでしたが、昨日ビージーズの映画を観てきたばかりです…

『オリエント急行殺人事件』(角川文庫) / アガサ・クリスティ

オリエント急行殺人事件 (角川文庫) 作者:アガサ・クリスティ KADOKAWA Amazon 年に1回くらいのペースで読み返しているオリエント急行です。 自分は今までハヤカワ文庫から出版されているクリスティ作品しか読んだことがありませんでした。 今回は折角なの…