推理小説ではありません。
夏になると夏っぽい小説が読みたくなります。
今回は、時間が無いときに本屋に行って選んだため、表紙だけで選んで買ってしまいました。
ジャケ買いですね。
一応、読む前にどういう本なのか帯等で確認したところ、ボーイミーツガール的な内容だということで、それなりに期待して読みました。
率直に言うと、個人的にはイマイチでした。
感銘も無ければカタルシスもない、感動もしなければ爽快感もない。
色々と詰め込みすぎに感じて、テーマをもっと絞って欲しかったです。
読みやすいは読みやすいですし、飽きずには読める思うんですけど、どうしても「これじゃない」感が最後まで拭えませんでした。
どこか達観した登場人物たちも、あまり好きになれませんでした。
ただ、自分には合わなかったというだけで、評判は良いみたいです。
自分が高校生くらいの時に読んだら、全然違った感想になったかも知れません。
夏っぽい小説が読みたい、と思ってジャケだけで選んでしまいましたが、夏っぽさもあまり感じられませんでした。
こればっかりは選んだ自分が良くなかったですね…。
これに懲りず、夏らしい小説にリベンジしたいと思います。
『どこよりも遠くにいる君へ』
★★☆☆☆ / (2点)