アガサ次郎の推理日記

推理小説好き(初心者)です。主に読んだ本の感想を書き込んでいきます。

氷菓 / 米澤穂信

 

アニメ化されたことも知っていましたが、全く予備知識無い状態で突入しました。

これ最初の刊行は角川スニーカー文庫ってことはラノベの括りだったってことでしょうか。

これがラノベと言われても正直違和感ありませんが。

 

日常に潜む一見なんてこと無さそうな謎を解き明かす・・・というコンセプトのようです。

ただ自分的にはイマイチでした。

最初にも言った通り、キャラの造形等はやっぱりラノベっぽい感じがするんですよね。

それ自体は全然良いんです、ラノベも昔は読みましたし、当ブログでも数冊ですが取り上げたこともあります。

ただ、それならそれでラノベの方に振り切って欲しかったです。

キャラがイマイチなんですよね、この作品。

ラノベでキャラが弱いっていうのは、ちょっと致命的かなと。

 

では推理小説として見たらどうなのか?

申し訳ない、そちらのほうでもイマイチ楽しめず。

謎解き以前にその謎自体に興味が持てず、そもそもがダメでした。

wikiでは後半『毒入りチョコレート事件』の要素が取りれられているとありましたが、あの件は確かに面白かったかも。

 

 

古典部や文化祭が盛り上がる学校という事で、そのワードには魅かれていたため、視点を変えて別の話を書いたら面白そうとは思いました。

相性もあると思いますが、個人的には合いませんでした。

キャラもイマイチ、ストーリーもイマイチで殆ど楽しめませんでした。

期待していただけに残念。

もっと若い時に読んでたら違ったのかもね。

続編もあるらしいですが・・・。

 

 

 

 

氷菓

★☆☆☆☆ / (1点)