原作未読です。
別の映画を観に行った時の予告が面白そうだったので観に行きました。
正直、自分には何が面白のかよく分からない映画でした。
予告編詐欺なのでは?と思ってしまうほどです。
何が現実で何が虚構なのか、その線引きがあやふやなのが面白さの肝になっていると思いますが、何が虚構なの?何が現実なの?と引き込まれるようなドキドキ・ハラハラがありませんでした。
確かに「鳩」の行方と流れについては面白さはありましたが、その後の終盤の流れがメチャクチャでした。
なんていうか・・・序盤の振りを活かすために無理矢理合わせにいったような、そんな感じでした。
比較になるか分かりませんが、コンフィデンスマンJPみたいな「実はあのとき・・・」みたいな事を分かりやすくやってくれた方が面白かったかな、という感想です。
ただ、恐らく見返してみると沢山伏線が張られていると思うので、見返してみると改めて面白さが分かる可能性はあります。
問題はもう一度観たいかと言われると微妙ということです。
原作はどのようになっているのか分かりませんが、映像化不可能と言われているくらいの原作ですので、恐らく映画化に当たって色々と工夫がされているのだと思います。
でも初見の自分からしたらそんなことはどうでも良いことです。
単純に面白いか面白くないかで問われれば、自分は面白くありませんでした。
水が合わなかっただけかも知れません。
★★☆☆☆ / (2点)