『マスカレード・ホテル』の続編にあたる作品です。
原作は前作、今作ともに未読です。
忙しくてなかなか観るタイミングがありませんでした。
このまま公開終了になるかな～とも思ってましたが、流石は木村拓哉さん主演ですね。
ロングランで助かりました。
舞台は前回と同じですが、事件の内容と宿泊客がまるまる違うということ、ホテル側のスタッフも新たなキャストが居るところが見どころでしょうか。
前作と違って今回は前作を踏まえてだと思いますが、あっさりとホテル業務に入っていくのがストレスを感じなくてよかったです。
また今回も観ていて面倒な「お客様」たちが登場しますので、一応飽きずに最後まで観れました。
肝心の事件の方ですが、こちらはまんまとミスリードに騙されました。
途中までは「やっぱり」なんて思ってたんですが、最後の方は「あれ？」って感じで次々にピースがハマっていきました。
ただ正直、驚きや爽快感は前回ほどはなく、終わりも意外とあっさりしてるな印象です。
逆にそれが自分は良かったかも知れません。
前作の終わりと今作の終わりの演出が対になっているのもグッドでした。
全体的には良かったと思いますが、自分は前作の方が面白かったです。
前作と違って淡々と進んで、淡々と終わっていったような気がします。
もう少し年末・年始の特別感があった方が面白かったな～と個人的には思っています。
ただ、やっぱりホテルが舞台っていうのは面白くて好きです。
この条件ならいくらでも物語が創れそうですが、次はありますでしょうか。
そしてエンドロールで気づきましたが、音楽担当は安定の佐藤直紀氏というのも終わって振り返ってみれば良かったです。
にしても、このブログでは取り上げていませんがゲーム『ロスト・ジャッジメント』と言い、ここの所よく木村拓哉さんによく出会うな～。
ゲームの方はネタ切れになったら取り上げるかも知れません。
『マスカレード・ナイト』
★★★☆☆ / （３点）
