明けましておめでとうございます。
本年もマイペースかつ雑に更新していきたいと思います。
よろしくお願いいたします。
さて、昨年末に個人的年間ベストをやりましたが、今回はその番外編です。
5位までは前回までの記事で発表してますが、個人的にランクインさせたいけどランクインさせられなかった、そんな作品をピックアップしたいと思います。
当ブログでは取り上げていない作品です。
2021年の一発目は『異邦の騎士』から始めると2020年の1月には決めていたんですが、読後に気づいたんですけど、順番的には『御手洗潔の挨拶』⇒『異邦の騎士』で読むのが筋だったようなんですよね。
気づかずに順番を逆にして読んでしまいましたが、それがかえって自分には面白くて良かったです。
これは短編集ですけど、特に自分が気に入っていたのが「ギリシャの犬」です。
自分も犬派なので・・・というだけでなく、この話に出てくる暗号が解けた時に味わった興奮は今でも忘れられませんし、今もその舞台周辺を通るときはこの話を思い出します。
読後も不思議な病みつきになる作品。
もう一度読みたいけど、読みたくない。
もう一度読まなくても忘れられない。
これはランクインさせたかったですけど、単純な面白さという意味では何処まで評価 していいのか分からなかったので、迷いましたがランク外にしてしまいました。
短編集としては一番これが好きだったかも知れない。
何故ならどれも面白い話だったから。
特に、やっぱり「玉野五十鈴の誉れ」はインパクトが強くて、読後しばらく経ってもなかなか忘れられない、印象的な話でした。
米澤穂信さんの本はまだこれだけしか読んでませんが、他にも読みたい作品が沢山あります。
当ブログで唯一の満点を付けた作品ですので、やっぱり忘れられない面白さがあります。
それでも『獄門島』をランクインさせることになったのは、自分でも意外でした。
ただ、やっぱり『犬神家の一族』好きなんですよね~。
ドラマとかで見直してみようかしら。
・『月光ゲーム』 / 有栖川有栖
第2位に『双頭の悪魔』を選びましたけど、『月光ゲーム』もかなり好きなんですよね。
青春要素もそうですが、この独特な緊張感が堪りません。
この作品のことがあるから、エラリー・クイーンの国名シリーズも『シャム双生児の謎』までは絶対に読もうと決めています。
これこそ番外編と言えるかもしれません。
5位にあげた『チムニーズ館の秘密』は一見すると意外な選出かもしれませんが、自分の中では相当気に入っていた作品でしたので、個人的には納得の選出でした。
他にも『ゼロ時間へ』とかも良い作品だとは思ったんですけど、他に印象的なのはやっぱり『検察側の証人』ですね。
元の記事にもそれっぽいことを書きましたけど、やっぱりこれぞクリスティって感じが味わえたのが嬉しかったんですよね。
アガサ・クリスティ入門編にオススメしたいです。
以上です!
振り返ると結構面白いと思った作品がありますね~。
良かったよかった。
最後に今年の抱負というか方針というかが1つあるんですが、ホームズ・シリーズをもう一度読み直ししようかなと思っています。
中学の頃に一通り読んではいますけど、はっきり言って殆ど覚えていません。
全く覚えていないと言ってもいい作品もあります。
推理小説を読んでいてホームズの話はよく出てくるんですが、正直「?」になってしまうこともしばしばありました。
これは今後の弊害になるかも知れないですし、何よりもミステリー好きでホームズを知らないっていうのはどうなのよ、とも思ってしまいます。
今年は『バスカヴィル家の犬』が映画化されるというニュースも観ましたし、今年はホームズを出来る限り、マイペースに読み返ししていこうと思っています。
という訳で、個人的年間ベストは以上終了となります。
今年も悩めるくらい沢山の面白い作品と出会えますように。
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